最近「白い毛」と「茶色の毛」の境界が曖昧になってきたように見える。
ミズネエが「白い毛のところは皮膚も白くて、茶色のところは茶色なんだよ、おもしろーい」と言っていたが、境界はブチになってきたのだろうか?
境界と言えば、昨年、旧友との忘年会のときだったと思う。
どこまでが「おでこ」で、どこからが「あたま」なのか。他人から見た目と、大きくかけ離れた自己認識を持つ友人がおり、その場での写真判定となった。
便利な世の中になったもので携帯で撮影し、光り具合、毛穴の密度や口径等から判断し、当人も認識の違いを認めるに至った。(何と低レベルな飲み会だろう!)
ワンコの場合、どこが「おでこ」なのか?
眉から首までのどこかに境界を置かなくては、「おでこ」もしくは「あたま」の存在が否定されてしまう。
「おでこ」を広辞苑で見ると「額」とあり、「額」を引くと「顔の上部の、眉と髪の生え際との間。」とある。眉は分かるが髪の生え際が無い。
と言うことは、「おでこ」は無いということか?
猫にさえ我が家の庭ほどの「ひたい」があるし、介護犬や救助犬になって「額に汗して」働きたいと、夢を膨らませている立派な幼犬にも絶対に必要だ。
猫も犬も人も同じ哺乳類、どうか犬に「おでこ」を与えたまえ。