「旅行のプレゼント」とはいうものの、このとおり慎サクも含めた全員参加の家族旅行。
最初に向かった先は「那須動物王国」。
ほーら、やっぱり家族旅行!
しかし、孫の幸せは祖父母の喜び、甘んじてお受けいたします。
冬場は屋内イベントが中心となるため、小ぢんまりとしたエリアは、大きなテーマパークと違い移動が楽。
「ザ・ドッグ」というショーは、様々な犬種がアジリティーをするという珍しくもない見世物。実際の競技を見に行った方が数段楽しめると思います。
このままでは想い出話としての話題性に欠けるので、後半のフリスビードッグではアヤネエが投手として参加。
「おねえさんフリスビー投げるのが上手ですねえ。」とか言われていたが、「おねえさん」という表現は、聞いている身内にとっていささか疑問が残った。普段パッとしないおじさんも繁華街に行くと「社長さん」になってしまうようなものか!?
「バードパフォーマンスショー」も、数種の鳥が会場の端から端まで飛んで移動するというだけのもの。
ここでもチッチが鳥を呼ぶ役を買って出た。
どこから飛んでくるのか一生懸命に鈴を鳴らしていると、うしろからこっそりアヒルが歩いて来て、飛んで来ると思い込んでいたチッチがビックリ仰天する。
という趣向らしかったが、チッチのリアクションが薄過ぎて、進行のおねえさんは拍子抜け。それでも、トークに笑いを取り入れようとしている姿勢には好感が持てました。
ショーの中で一番感心したのが「ザ・キャッツ」という、そのまんま猫のショー。
これも様々な種類の猫が飼育担当の指示のもと、綱渡りをしたり観客の膝の上を渡り歩いたりするのですが、感心したのはこの玉乗り。小さすぎるサイズの玉の上に乗ろうと奮闘している姿は、笑いを超え愛おしささえ感じてしまいます。
実はこれ、本物の玉乗りの前振りでわざと乗れない小さい玉で笑いを誘っているのです。この後本物を上手に乗り熟していました。
ネコ好きなら一見の価値あります。