母の納骨を終え一区切り。「温泉でも行かねえ?」と、上州好きの友人にMailすると、「明日行く?」との即答。想い立ったが吉日で、急遽年休を取り四万温泉に向かった。嘱託社員だから、まあいいか。
梅雨時の平日とあって閑散としている。四万温泉協会は、「人がいない、何もない。」を自ら売り物にしているだけあって、万人にはともかく、我々のような前期高齢者には、ゆったり出来て丁度良い。
今回は「つばた旅館」という小さな宿に泊まる。
部屋が4つツしか無いのに、風呂が3ヶ所もある。しかも、内風呂と露天風呂では別々の自家源泉だ。
豪華懐石料理を食べたい訳でもなく、フカフカのキングサイズベッドに寝たい訳でもなく、ただ風呂を独り占めにしてノンビリ入りたいだけの我々には打って付けだ。
露天風呂は、写真で見るより大きい印象。内風呂は小さいが一人で入るには勿体ない大きさ。
どちらも、58℃の源泉を熱交換器で41.5℃に冷ました、無色透明の100%源泉掛け流し。飲泉可。
露天風呂の岩を隔てて、すぐに渓流。
パラソルは日除けではなく、客室からの目隠し。
大雨が降ると湯船は川に没すると思われる。
茶色の大岩は数年前の大雨で赤丸の場所から流されたとのこと。
温泉街の商店街観察
消してあるメニューは何だったのでしょう?
下に「豆」がつく料理って?
「大豆」は料理じゃないし、「小豆」というのは考えにくい。
ビールのつまみに「南京豆」か?
「カルピス」がメニューにあるくらいだから、「納豆」単品ということも充分考えられる。
牛乳は森永限定で、しかも赤字表記! 野菜てんぷら、いなりずし、のりまき、との取り合わせが絶妙だったと想像される。
「日用品」「文具」以外の「雑貨」って何だ?
おそらく、食べ物以外無いものは無いのだろう。
店内は見ていないが、Amazonでも見つからないものが、きっとあるに違いない。
中之条市は芸術の街として「中之条ビエンナーレ」という「街中ギャラリー」を催している。
そのせいか、ドキッとするショーウインドーがあったりする。
得体の知れない中央の翁は良いにしても、両脇のご婦人をこのまま三越のショーウインドーに置いたら、かなりセンセーショナル。
外されないシャッターの中柱は、「どうせ夕方また立てるのだから・・・」と残しているのだろう。「どうせ夕方閉めるのだから」と、シャッターを開けないという手もある。