父が餃子の満州で500円のもやしそばを食べている頃、代休で休みだったミズネエと母は、都内ホテルのランチブッフェで美味しいものを片っ端から詰め込んで「ぐるじぃ~」と、唸っていたらしい。腹八分目でやめられない貧乏人の性である。
朝、二人が着替えを終え、さあ出掛けようという段になったとき、慎之介はミズネエの部屋のラグにシッコをして、置いてけ堀阻止の実力行使に出たらしい。
わかるけどなあ、その気持ち。
でもそれをしていると、今度の旅行はオムツ装着でということになます。カッコワリィー!
ワン用ペロペロキャンディーをおみやげに貰って、和解を受け入れた慎之介。