内山牧場と長野群馬県境を跨いで隣接する神津牧場は、日本初の西洋式牧場だそうで、ジャージー牛のミルクが有名。
駐車場から数百メール歩くと真っ白で可愛いヤギが出迎えてくれます。秋の平日とあって、売店やレストランのあるテラスに人影はありません。
歩道を歩いていると、先ほどまでマレットで一緒だったご夫婦のクルマが近づいて来ました。今日もそのカレーを食べて帰ることにしたのだとか。
またも、テーブルを囲んで、長野の穴場観光地などを尋ねたり、病につてのシリアスな話しをしながら、実のあるランチタイムを過ごすことができました。カレーの味ですか? 万人受けする味かな。
食後、「では、これで本当にお別れですね。ありがとうございま した。」と、連絡先を交わすこともなく、大人のお別れをしました。
広葉樹のの梢は、今まさに紅葉が始まろうとしているところです。
繭の貯蔵庫として富岡製糸場と同時に世界遺産に選定された「荒船風穴」が近いとの案内板がありましたが、駐車場からけっこう歩く必要があるそうなので、次回の楽しみに取っておくことにします。
谷から濃いガスが上って来ました。さて、帰路に就くことにしましょう。
下仁田の道の駅で野菜を買ってから、以前から気になっていたドライブインで夕食を済ませて帰ることにしました。国道17号と上武道路の岐路にある「伸びた のび太うどん」です。
この店のうどんは伸びているのか?通るたびに気になっていましたが、大型トラックが多数居並ぶ店構えから、家族連れで入るのは気が引けていました。
一人ドライブを良いことに初めて店に入ってみると、それはまさしく大型トラックドライバー専用食堂。女人禁制の雰囲気さえあります。
入り口の券売機で「肉うどん」580円也を購入し窓口に出すと、「呼びますから」と券を受け取らない。
なるほど、厨房に券売機と連動したモニターがあるらしく、既に調理は始まっている気配。雰囲気からは想像できないIT化レストランでした。
そして、うどんはと言うと「伸びてはいない。そして量が多い。」
誰かを連れてまた来たいと思う程ではありませんでしたが、時間をかけて完食しました。
ドライブインから出ると雨が降り出して来ました。金曜の夕方とあって、来る時とは違っていたる所で渋滞。コンビニ・コーヒーを飲みながら、だらだらと自宅に辿り着いたのは時は、7時過を回っていました。
野菜は家族の夕飯に間に合いませんでしたが、前日の傷心はすっかり癒えていました。 おわり
※ この物語はノンフィクションです。登場する人物・施設等はすべて実在するものです。