「一人じゃ歩けない」と、父が言ったから三月三十一日は介護記念日。
実父が三月中旬から体調を崩し入院。その間に母も高熱を出し通院。治療そのものは終了しましたが、二人共以前のように何でも自分でできるまでには回復しそうにありません。
高齢のため、いたる所が経年劣化しており、会話が噛み合わないことも多々あります。
そんな訳で、これまでのような慎サクを中心とした生活は難しそうで、しばらくの間、記事の更新は休みとなります。
時を同じくして、2014年度末を以って私は定年退職となり、4月1日より1年ごとの自由契約選手となりました。
会社で退職祝の宴を催していただき、その中で私に対する想い出が順番に語られました。「人材育成に注力され、あらゆる面でシステム化を得意としていました。」との評価が大勢で、まったく良い気分での引退となりました。
受け取り方によっては「部下に当たり散らし、どんな仕事も型を強要した。」とも聞こえますが、素直にお褒めの言葉と受け取ることにしました。
下の写真は、元部下たちから贈られた記念品です。
昨年のチィの誕生日の話を逆手に取られ「大きな箱と小さな箱、どちらがいいですか?」と、選択を迫られました。控えめな私が当然小さな箱を選ぶとワインが入っていました。
そこでまた問題
「このワインの醸造年2001年は、何があった年でしょう?」
「・・・・・・・・ウ~ン、宇宙の旅?」と、答えると、
「残念でした~ 総務課長になった年でしたあ。」だって。
「へえ~」だね。
結局、超上げ底の大きな箱もいただいたのですが、そこには歌舞伎の隈取デザインのフェイス・パックが2種類入っていました。
折込チラシを見ている私が「これ面白いけど、千円は高いよねえ。」と言ったのを覚えていてくれたようです。
さてさて、新年度からは新人嘱託社員兼、介護初心者としての生活が始まります。豆とニンジン再開の折には、またよろしくお願い申し上げます。