目的の古民家は、合併して長野市内となった七二会という山間の集落にある。
土蔵を居住空間に改装する工事は確実に進んではいたが、2年の月日を考えるとスローペースだ。オーナーがマルチにアクティブなので仕方がない。
今回は階段の設置工事として、原寸図の作成からササラ桁の取り付けまでを行った。
未経験の作業である上に休憩時間が長いので、二人がかりにしてはノンビリした進み具合だが、楽しみながら造るには、この程度のペースが丁度良い。
(成果はオーナーのHPを参照)
土蔵裏の道は午後になると日陰になり、山肌を駆け上って来る風が実に心地良い。
夕方まで作業をして、温泉で汗を流し、乾いた喉にビールを流し込むと、事務仕事とは違う疲労感で、体を横たえる喜びが味わえる。
今回の三泊でエアーベッド、キャンプ用コット、古民家備え付けの普通のベッド、三種類のベッドを体験した。(前回はメキシカン・ハンモックだった。)
当たり前だが普通のベッドの寝心地が一番良かった。